東京滞在に使ったホステルがとても良かった件について

2月上旬、東京近郊で行われた友人の結婚式に合わせて数日間関東に滞在していた。

東京へ行くときはもっぱら姉(と姉の彼氏)の家にお世話になるのだが、今回は平日のど真ん中ということもあって申し訳ない気持ちもあり、ホステルを予約することになった。

 

去年からは馬喰町・馬喰横山のゲストハウス・ホステルに私はどハマりしていた。なんといっても東京駅からのアクセスが良い。なんせ馬喰町はJR総武線快速で東京駅から4分(運賃片道140円)という好立地。東京駅で空いているコインロッカーを探し回り、スーツケースを預けることに時間とお金をかけるならば、朝一でレセプションに荷物を預けてしまう方がよっぽど良い。

というわけで、IRORI HOSTEL and KITCHENや最近ではもっぱらトレインホステル 北斗星を利用することが多かったのだが、今回の宿泊日程で女性専用ドミトリーが既に埋まっており(混合ドミトリーは少し不安なのでいつも女性専用ドミトリーを使用している)、それじゃあ今回は志向を変えて新しいゲストハウスを探そうじゃないかと思い立った。

 

好立地なIMANO TOKYO GINZA HOSTEL

そこで見つけたのが、“IMANO TOKYO GINZA HOSTEL”

名前にGINZAが入っている通り、所在地は銀座の目と鼻の先。最寄駅は以下の通り。

有楽町線新富町」駅:2番出口2分、1番エレベータ出口6分
浅草線「宝町」駅:A1出口6分
JR京葉線「八丁堀」駅:A3出口7分

 出典:IMANO TOKYO GINZA HOSTEL hpより

それに加えて、 徒歩10分程度で日比谷線「築地」駅もあるという好立地。

 

 

宿泊の当日、17時すぎに上野に待ち合わせを予定しており、かなりカツカツなタイムスケジュールだったにも関わらず、山手線で有楽町を乗り過ごすという凡ミスをやらかす。予定より15分ほど遅れて新富町駅を下車し、チェックインへと向かう。通常のホテルやゲストハウスは15:00〜チェックインのところが多いが、こちらは16:00〜チェックインのため(その分チェックアウトは〜11:00なので有難い)、夕方に予定を入れるとバッタバタになるので注意が必要。

 

23時までチェックインはOKということですが、ベッドメイキングを済ませて粗方あとは寝るだけの状態にしておきたいところ。止むを得ず都合により、時には夜中にチェックインするのは仕方ないけれど、できるだけ他の宿泊者の方のためにも、音を立てるのは最小限で済ませたい。 

 

 

レセプションで受付を済ませ(素泊まり一泊分¥3,000+貸しバスタオル¥200)、いざお部屋へ!

フロアごとではなく、フロアにあるお部屋ごとにルームキーが備えられていて、レセプションで貰った番号を入力するスタイル。安心。また、外に出ると自動的に鍵がかかります。

 

私のお部屋は女性専用ドミトリーで3つの2段ベッドが備えられている6人部屋。

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右側にハンガーをかけられるスペースがあり、足元にスーツケースが置けます。(奥にも小さなロッカースペースがあり、ショート丈の上着であればそちらにも掛けられます。※ただし、扉はなく鍵はかけられません。)

 

 

私の今回のお部屋は804。2段ベッドの下段です。室内もスタイリッシュで格好良い。

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枕元にはこんな感じて小さな棚がついていて、化粧ポーチやアクセサリーなどをおくスペースがあり、コンセントも付いているので携帯やバッテリーの充電ができます。

 

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翌朝のメイク前に撮った写真

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しかも、コンセント用の他に、直でUSBケーブルが挿せるので便利ですね。スマホの充電用のヘッド部分とか、失くしたりしがちですしね。充電器具の類は、盗難に遭いやすいので、しばらく部屋を不在にするときは外して各フロアのエレベーター横に備えられている貴重品ロッカーに入れておくのが無難かな。

 

上野のラムチョップ 

そして夕方、上野で大学時代のバイト先の社員さんと再会し、ラムチョップを喰らう。

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平日ながら、18時を過ぎるとぞろぞろとお客さんが。週末は予約した方が良さそうです。ラムチョップ、塩とタレがあったんだけど、思いの外塩が臭みもなく抜群に美味しかった。次は塩5本くらい食べたい。 

 

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カウンター席の目の前で焼いてくれるのも良い。

その夜は続けて大学時代の友人と吉祥寺のハモニカ横丁→高円寺で飲み、ホステルに着いたのは24時過ぎ。IMANO TOKYO GINZA HOSTEL、なんと言っても門限がないのが有難い。チェックインを済ませていれば、外のインターフォンを押すとスタッフが鍵を開けてくれます。

 

水回りは要チェックポイント 

結局、その日はサクッと寝る支度をして就寝。ゲストハウスだけでなく、それなりにお値段のするホテルにも泊まることは(一応)あるのですが、貧乏性なのか二段ベッドの下の段が一番ぐっすり寝られる。ビジネスホテルは寝る空間がだだっ広いのが苦手で、よく眠れないことがほとんどなのだが、ゲストハウス・ホステルでは百発百中くらいの勢いで爆睡できる。おそらく、カーテンのしきりと程よい空間の狭さが安心感を生み出しているのでしょう。まるで秘密基地。

 

翌朝はチェックアウトギリギリまで寝ているつもりが、気が付いたら7時半頃にはスッキリ目が覚めたので、ゆっくりシャワーを浴びる。

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各フロアに洗面台・トイレ・シャワールームがあるので、すっぴんでエレベーターに乗る必要がないのも嬉しいポイント。水回りも清潔感があって、掃除も行き届いており、とっても綺麗。洗面やシャワーが限られているゲストハウスは、利用者がひっきりなしで、水浸しや髪の毛が散乱しまくっているところもたまにあるので、フロア毎に備えられている方がその確率も減るのかも。

 

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スーツケースを抱え、フロントに降りる前に2Fにあるラウンジにも行ってみた。ノマドワーカー的な外国人がPCをカタカタ。私は素泊まりプランでしたが、別料金で朝食も食べられるようです。

 

早々にチェックアウトを済ませ、上野のフェルメール展に行くため日比谷線 築地駅へ。

 

 

駅までの途中に道路の廃墟のようなものを見つけて思わず写真を撮る。こういう使われなくなってしまった側道とか、グッとくるものがあります。

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 そして、上野の森美術館へ念願のファルメール展へ。

 

当日券でしたが朝一の回だったため、それほどの混雑もなくスムーズに入館。とはいえ館内はものすごい人集りでしたが、ゆっくり時間をかけて楽しみました。フェルメールに限らず絵画の数々が素敵だったことはもちろんのこと、石原さとみさんの音声ガイドが本当に最高だった。館内スタッフの制服の青いワンピースも、とっても可愛かった。

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 東京に住んでない人も、東京に住んでいる人にも、また泊まりたくなるような良いホステルでした。次回の東京滞在もおそらく利用させて頂きます。

 

写真:筆者撮影(iPhone6

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