ブルースだって高らかに歌ってやろう

わたしの一番好きな色はブルー。

宇多田ヒカルの『BLUE』という曲が好きだ。

BLUE

BLUE

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女の子に生まれたけど、私の一番似合うのはこの色。

 

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その日の気分やラッキーカラー、マイムーブのような短期間の色の好みは変わるけれど、わたしが一番ずっと好きな色は青。

 

 

 

このブログを始める前、ブルースと名のついたブログをやっていた。単純に青が好きなことと、大学時代にブルースの由来を知った時になおさらブルーが好きになったからだ。

 

 

 

Instagramはいつの間にか、写真を投稿するアプリではなく、素敵に見える瞬間だけを切り取るためのアプリになった。

 

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わたしは人のブルーな気持ちを知るのが好きだ。というのは、人間臭さを感じられるから。綺麗な部分しかない人なんてきっといないはずで、みんなもっと人間臭いはずなのに、切り取られたのはキラキラした美しい瞬間ばかりだ。

 

 

ブルースは、人々の憂鬱(ブルー)な気持ちを歌に乗せて、嘆くことから始まった。そして多くの人を魅了し、ロックを生み出したのだ。

ブルーな気持ちだって、高らかに歌っていいのだ。

 

 

 

憂鬱から生まれるエネルギーをわたしはもっと大切にしたいと思っている。そして、ブルーな気分を吐露する人をとても愛おしいと思う。

 

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わたしの好きな作品の中で「悲しい人はどこにいても悲しいんですよね」という台詞がある。

悲しさを無理に明るさや楽しさに変える必要はないのだ。悲しい人は悲しいままでもいいのだと思った。

 

写真:筆者撮影(iPhone6を使用)