キューピー3分クッキングのアシスタント私だったら出来ないなって話

突然だけど、私ね、キューピー3分クッキングが好きなんです。菊川怜風に言うと、3分クッキング、だ〜いすき♡(ウインク)。

 


キューピー3分クッキング

 

まずね、この音楽が流れてきたら「あっキューピーだ!」って誰しもが思うのって本当すごくないですか???長年の企業努力とキャッチーな音楽の大切さをひしひしと感じます。ちなみにこのダンス去年覚えたんですけど、間の足を開いて閉じて!の部分がめっちゃ床ドンドンなるのよ。下に誰も住んでなくてよかった〜と思う瞬間。

 

 

平日の昼間の醍醐味って、かつては圧倒的に“いいともが見れること”だったと思うんですよね。あんまり平成が終わる!平成最後の!とかはやかましいから言いたくないんだけど、いいともの終了SMAPの解散って日本国民にとってとても身近な平成の大事件のツートップだと私は思っています。

余談だけど、今日はいつもよりカジュアルな文末に務めている(つもり)。長文になると自然と淡々とした口調になるせいか、かつて青春18切符の余りを対面でお譲りしたとき、それまでのメールのやりとりで「男だと思ってました」って言われたことがある。

 

 

で、話の続きなんだけど、いいともが無くなって、ヒルナンデスが心にぽっかり空いたその穴を若干埋めてはくれたんだけど、なんか物足りないんだよね。考えてみたんだけど、もっと大人にわちゃわちゃして欲しいんだと思うのよ。一部の人を不快にさせてしまうような下衆い笑いじゃなくて、無邪気に笑える感じの雰囲気が好きなのよ。だからもっとヒルナンデスさん、曜日対抗リレーみたいな無邪気な笑いをもっとください。もっと遊んでいる大人を見せてください。スマスマの慎吾ちゃんのコスプレみたいなやつをもっとください。ついでに私に翼をくれたらとっても嬉しいです。

 

 

そう、それでわたしの埋まり切らない穴を埋めてくれたのが『キューピー3分クッキング』だったんですよ。小さい頃はヤクルトレディーが持ってきてくれたジョアを凍らせたやつをゴリゴリ食べるわたしの横で、母が3分クッキングを見ていた記憶がある。その時から数年前まではわたしの中では、まだ「3分クッキング=サクッと作れる料理を紹介する番組」だった。その通りといえばその通りなんだけと。

 

 

 

 

しかし、お肌の曲がり角や身体のガタ(vol.1)を感じてくる25歳の頃、3分クッキングにはそれ以上のものがあるって気がついたのよ。それまでは料理といえばもっぱら≒酒アテを作るだったのが、本格的にちゃんと料理しよっていう意識になった。たまーに見かける程度だとその良さになかなか気付かないんだけど、何事もやっぱり場数と全体像を掴むって大事なことなんだろうね、きっと。

 

 

注意して見てみるとこういう傾向がつかめてくる。

 

・月〜金はお惣菜やご飯もの、主にしょっぱい系

・土曜日だけはデザートやパンなどの甘い系

・先生は4人くらいいてランダム(土曜のスイーツはほぼ固定)

・アシスタントは超ベテランアナの時と若手アナの時がある

・簡単なレシピ(時間が余る場合)はキューピーのドレッシングでサラダを作る

 

 

〜オミソ・シルコ的解説〜

平日はしょっぱい系のおかずやご飯ものがメイン。複数の先生とアシスタントが結構ランダムな組み合わせになるんだけど、その相性が視聴者としてはハラハラする。ミ◯ネ屋みたいに、アシスタントの返答に食い気味で返す先生がいたり、はたまた間が大きすぎてちょっと???って焦る時もあったり。

 

あと、平日だけだと思っていたら、案外土曜日にもやっているんですよね。

おそらく土曜は番外編みたいな感じで、平日とは明らかに区別がなされていて、先生とアシスタントの組み合わせはほぼ同じ。そのアシスタントのベテランアナはやたら「可愛らしいですね〜」を連呼していることを私は知っています。でも、アシスタントのアナウンサーもすごく大変で、材料や工程を説明しながらも、先生と掛け合いしなきゃならんのですよね。そりゃ毎回毎回スイーツ作ってたら、「可愛らしいですね〜」を頻用しちゃう気持ちもわかる。

お休み感を演出するためかスイーツのレシピがメインなんだけど、「休日だし甘いもんでも作るか〜」って気分にさせてくれるからその効果、バツグンだと思います。先日、ベトナムコーヒープリンを作らせて頂きましたぜ、キューピー先輩!

 

(ちなみにこれ。皿のチョイスをちょいミスったので沈没気味。)

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レシピにもかなり幅があって、途中の作業をかなり省いているものと、あっさり終わるものがあり、後者の場合はキューピー製品を使って簡単な一品を作り足すのが鉄則。CM前の予告の時点でサラダが入っている時は、「今日は簡単なレシピやな」って思われている3分クッキングマスター、きっと100万人くらいはいるんじゃないかな。

 

 

 

 

先日、ゴールデンの番組で3分クッキングの裏側に潜入、みたいな特集があって、勿論録画したんですけど、あれは本当にかなり興奮しました。生放送に見えて「擬似生放送」ってスタイルらしいんですよ。あたかも生放送のごとくカットなしでカメラを回して、その間裏方のスタッフさんたちが超バタバタして決められた数分間(8分だったかな)に全ての料理工程を納めてるんですよ。しかも食材を調達する人、カットする人、材料を盛り付ける人、火を加える人、洗う人とか細かに担当が決まっているらしい。超すげー。それ見てちょっと感動してしまった。

 

通しでやっているからこそ、膨大な準備量で撮り直しは避けたいんだろうな〜と思うんだけど、たまに先生がめちゃめちゃ噛んじゃってる時とか、盛り付けを盛大にミスっている時もあります。(Youtubeに卵焼きほぼ焦げてるやん〜って放送事故寸前の回があるので気になる方は是非。)

 

 

そんな視点で見るとほんと、超面白い。最高なエンターテイメントなんですよ。わたしの場合、自分で料理をしているときにも脳内で先生が「ナスは油と相性がいいですからね〜」とかって相槌を入れてくれるんですよ。最高じゃん。

 

 たまに、自分がアシスタントをする妄想もするんだけど、わたしじゃ絶対に務められない自信があるんだよね。だってさ、調味料の説明するときに「コショウ 少々」って笑わないで言う自信ありますか?????わたしにはございません。確実に「コショウ 少々……ブフォッwww」ってなっちゃうもん。だからわたしには3分クッキングのアシスタントはできないね〜って話。オチなんてありません。星野源さんじゃないけど、くだらないの中には愛がある!

 

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 あなた象みたいなあんよしてたのね…         終わり