SUUMOタウンに寄稿しました(出身地・茨城県水戸市について)

なんと、この度、SUUMOタウンに寄稿させていただきました!

suumo.jp

 

わたしが住んでいた街として、愛する故郷の「水戸」について書きました。

思わぬところで出身地を明かすことになりましたが、過去の記事で北関東納豆などのワードを出しているのでもう隠す必要もないかなと思い、今まで住んだ街の中でも特別に思い入れの強い水戸について語る運びとなりました。おそらく、水戸はおろか、茨城県に多くの人は一度も足を運んだことがないはずで、足を運ばぬまま一生を終えていく人の方が圧倒的に多いと思います。残念ながら。でも、この記事をきっかけに水戸に対するイメージが、180°とは言わずとも、少しでも変わってくれたら嬉しいです。

 

 

本来であれば、改めて撮影のために帰省したいと考えていましたが、新型コロナの感染拡大もあり、断念せざるを得なく、過去に撮影した写真を使用させていただいています。大学時代に撮影したものが多く、iPhone4Sで撮影しているものもあります(古い!)。

データを見返すと、いろんな水戸の姿が写っていて、本当にわたしはこの街がすきなんだなあ、と改めて実感。街それぞれに似合う景色があると思うのですが(例えば夜景や日差しの強い夏の日など)、水戸はすっきりと晴れた秋空や茜色の夕日が似合う心地の良い街です。

 

 

また、記事でも言及していますが、水戸駅の北口には多くの商店街があり、新型コロナの影響をもろに受けるだろうと考えています。次に帰省ができる日、一体どんな故郷の景色が待ち受けているんだろうと考えると、すごく怖いし、想像するだけで悲しくなってしまいます。

 

わたしは個人でやられている食堂や飲み屋さん、パン屋さんや和菓子屋さんなどが本当に好きで、旅に出る度に各地のお店を探索するのが趣味ですが、「なぜそのようなお店が好きか」というと、お店には店主の人生が詰まっているからです。看板や暖簾、店内の家具やメニュー、器、味付、料理の盛り付けから接客まで、店主がそれまでの人生で経験してきたものすべてが詰まっているから、ひとつのエッセイを読み終えたような気分になるんです。だからこそ、一つでも多くの個人経営のお店が存続してくれていることを心から願います。

 

 

余談になりますが、ひどく疲労困憊しているときにはてな編集部よりご連絡を頂き、電車の中でひっそりと涙しました(マスクを着けていたけれど、向かいのサラリーマンに怪訝な顔をされた)。ただ、喜んだのも束の間で、「わたしが書いていいのか?」「力不足ではないか?」と、プレッシャーの方がはるかに大きく、吐き気と戦う毎日でしたが、やっとお披露目できる日がきて本当に嬉しいです。是非、一人でも多くの人に読んで欲しい!

 

 

最後に、ご担当いただいたはてな編集部の野地さま、SUUMOタウンの寄稿者へ推薦してくださった方、この記事に関わったみなさま、本当にどうもありがとうございました。

 

今回の記事を書くきっかけになったこちらの記事も、是非お読み頂ければ幸いです。

misoshiruko.hatenablog.com