2019-01-01から1年間の記事一覧

シルコ旅行記 〜オリーブと醤の島 小豆島編〜

初秋の高松&瀬戸内旅行の記事を書いたものの、気づけば更新したのが40日前…… 忙しさにかまけてサボっているうちに季節が変わってしまったけど、最後まで書くぞ。半分意地ですが、「小豆島気になってた!行ってみたい!」という方や、次の旅行先を検討中の方…

わたしに一番近かった東京「浅草」

北関東の片田舎出身のわたしにとって、東京は近いようで遠い街だった。 年に数回、甲信越地方にある祖父母宅へと向かう道中に通り過ぎるだけで、東京が目的地になることはほとんどなかった。首都高をぐるりと覆う防音壁から垣間見える東京の街並みを頭に焼き…

シルコ旅行記 〜直島 嵐の中の南瓜編〜

秋口に高校時代からの友人Sと行った香川&瀬戸内旅行の模様をお届けしています。二日目は直島!嵐の中自転車で爆走して観に行った南瓜。ドイツ人の女の子や忘れられないアジの南蛮煮漬けなどを綴っています。

対岸の彼女 〜女の友情って難しい〜

先週の一件(過去記事参照)があってからというもの、頭の中がまだそのことで支配されてしまっている。考えまいと思えば思うほど頭の中を巡るので、どうにかして断ち切りたい。どうしたものか。 misoshiruko.hatenablog.com ストレスが溜まったとき、私がま…

15年来の親友と距離を置こうと思った話

先日、親友Kと数ヶ月に渡って予定を立てていた旅行がやっと決行された。 結論から言うと、Kが帰ったあとに残った感情は残念ながら、楽しかったよりもうんざりしたという感情が勝っていた。いまは、彼女とは少し距離を置きたいと思っている。旅行には、正直も…

シルコ旅行記 〜讃岐うどんと仏生山温泉編〜

いつもの作風?とは打って変わりますが、今回からは番外編。ガリバー旅行記ならぬシルコ旅行記をお送りして参ります。 今回旅を共にするのは友人S。 Sは高校時代からの友人かつ部活の同期で、毎年9月下旬に行われる某音楽フェスに合わせて我が家に遊びにくる…

ちょうどいい誕生日の過ごし方

世の中には大きく分けて二種類の人間がいる。誕生日を盛大に祝って欲しい人間と、そうでない人間だ。 誕生日、誰しもが一年に一度必ず経験しなければいけないイベント。正確にはイベントと呼ぶほどでもない、ただ “同じ数字が充てがわれた日” が365日後に来…

心がclosed(閉店中)になった話

このところわたしはずっとモヤモヤしている。その原因ははっきりしているのだが、どうにも解決策が見つからずに悶々とする日々が続いている。 来月の上旬に、中学時代からの親友Kが遊びに来る予定になっている。せっかく関西に来るので、我が家に遊びに来る…

大伯母のパスポートと失くした学生証

高2の新学期、毎年例のごとく行われる地獄の自己紹介タイムがあった。ひとりひとり壇上に登って、担任から指定された項目について話さなければならない。自己紹介に盛り込むべき内容のひとつは「将来の夢」だった。自分の将来の夢を、ほとんど顔も名前も知ら…

兄はどこにも居ない

わたしにはひとりの姉がいる。いつぞやの記事でお披露目した、アホだけど愛すべき姉だ。言い換えれば姉妹しかいない。だから、男兄弟、特に兄が欲しかった。結局ないものねだりで、男兄弟しかいなければ姉が欲しかったと言っているのが目に見えるようだけれ…

鯖缶、姉、ポラロイドカメラ

先週末から39℃の高熱でダウンして、一週間の半分を布団の上で過ごしてしまった。病院に行ったら今流行りの手足口病だと診断された。どうやら先日のプールで貰ってきてしまったらしい。お医者さんには喉に斑点ができていると言われた。診断を聞いていたかのよ…

よくある苗字に埋もれたい

夫婦別姓を求める声が前よりもずっと強くなってきた気がする。 わたしももちろん賛成だし、そもそも反対する理由が見当たらない。別姓にしなくてもいいし、苗字を変えたくない人はそのままでもいい。女性にとっても男性にとっても自分の苗字への選択肢がもっ…

初めての内視鏡(胃&大腸カメラ)体験記 〜ムーベンと苦い記憶〜

先日、人生で初めての胃カメラ&大腸カメラを体験してきた。 24歳を超えたあたりから、急激に体を壊しやすくなり、年1回のペースで胃腸炎にかかるようになった。少しエアコンの風にあたっただけで盛大に吐く(または)お腹が痛すぎてのたうちまわることが増え…

わたしが夏を嫌いな理由 ーーノースリーブが似合いたい人生だった

夏はわたしのもっとも苦手な季節である。僕が夏を嫌いな理由はだいたい100個くらいあって〜とか思わず替え歌を歌いたくなってしまうな。 くるり - ハイウェイ そもそも単純に暑さに耐性がない。どんなに平静を装っても、汗がどくどく溢れてくる。夏でも全く…

G20大阪サミット期間真っ只中の大阪で飲み歩きレポ 〜牡蠣とラーメンとわたし〜

2019年6月29日。 電車に揺られるわたしの片手にはKanzo、もう片方にはレモンチューハイ。 これがないともう胃がやってられません ごめん、同窓会には行けません。いま、G20大阪サミット期間真っ只中の大阪にいます。 夕方にメインの用事が入っているので、昼…

生きづらさを感じるすべての人に観て欲しいドラマ『すいか』の話

私が感じる生きづらさの中で、特に原因のひとつと思われることは、たった一ヶ月のなかでも自分の人格がころころ変わっていくことにある。主にその人格は大きく二つに分けられていて、端的に表せば「自信に満ち溢れた自分」と「自分をゴミクズだと思う自分」…

わたしのヤバい家族と家族コンプレックスについて

よく衝撃的な出来事を目の当たりにして「ドラマみたい」なんてことを言うけれど、事実は小説よりも奇なりと言われるように、現実には自分の想像を絶するような奇妙な出来事はたくさん起きているのだろう。 毎週待ちわびていたドラマ『向かいのバズる家族』が…

【せんべろ】バーミヤンのハッピーアワーは盲点だった

ファミレス飲みの王者に君臨しているのは間違いなくサイゼリヤだと思う。 まずはデカンタ200mlを注文。小エビのカクテルサラダを前菜とし、続いてエスカルゴのオーブン焼きを追加オーダー、セットプチフォッカでエスカルゴの旨味が滲み出たオリーブオイルを…

あなたにはサードプレイスがあるか

顔見知りの多い世界はどこか窮屈だ。 “その人向きの顔”をしなくてはいけないからかもしれない。あの人にはここまでの話はできる、でもこの一線を越えたら引かれてしまうかもしれない、じゃあやめておこうと言って悶々とした気持ちが放出されないままでいる。…

病院におけるオレンジページ vs レタスクラブ闘争の考察

20代後半になってくると、自然と病院にお世話になる頻度も高くなってくる。「自分は丈夫だ」と考えていたのは、ただの願望・思い込みにすぎなかった。それは自分が “丈夫” だったのではなく、ただ若かっただけなのだ。現実と向き合わなければならない。胃腸…

最悪で最高な免許合宿のおはなしのくに

付き添いで免許センターに来ている。クーラーの効いた車内から場内コースを見つめていたら車の免許にまつわる記憶が蘇ってきた。 これからヤバい免許合宿のおはなしをしようと思う。 このところ交通事故による悲惨なニュースが目立ち、高齢者の免許返納が問…

ゴールデンウィーク・ララバイ

ゴールデンウィークがもうすぐ終わる。振り返れば、“ゴールデンウィークらしい”ことはほとんど何もしていない。ただInstagramのストーリーで繰り広げられる充実したゴールデンウィークの過ごし方の報告が眩しくて仕方がない。私の場合、ゴールドというかブロ…

ブログ・タイム・カプセル

このところ、PCのハードディスクや写真のデータを整理していたら懐かしいものを発掘した。高校時代のユニフォームをきた集合写真や成人式の振袖姿、大雪が降った日にルームメイトと作りに行った大きな雪だるま、学校帰りに寄った喫茶店のクリームソーダ、東…

キューピー3分クッキングのアシスタント私だったら出来ないなって話

突然だけど、私ね、キューピー3分クッキングが好きなんです。菊川怜風に言うと、3分クッキング、だ〜いすき♡(ウインク)。 キューピー3分クッキング まずね、この音楽が流れてきたら「あっキューピーだ!」って誰しもが思うのって本当すごくないですか??…

タイム・トラベル

幼少期、父親の趣味で実家の棚に並んでいたVHSの『タイム・マシン(80万年後の世界へ)』や『猿の惑星』などのタイム・トラベルものをよく鑑賞していた。 特に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズはテープが擦り切れるほどに何度も観た。 その影響か…

ブルースだって高らかに歌ってやろう

わたしの一番好きな色はブルー。 宇多田ヒカルの『BLUE』という曲が好きだ。 BLUE 宇多田ヒカル J-Pop ¥250 provided courtesy of iTunes 女の子に生まれたけど、私の一番似合うのはこの色。 その日の気分やラッキーカラー、マイムーブのような短期間の色の…

さらしぼと小さな奇跡の物語

さらしぼ、この名前で呼んでいる人はどのくらいいるだろうか。 さらっとしぼったオレンジ。自動販売機でしか売っていなかった、あの飲み物だ。一時期廃盤になり、結局リニューアルしてボトルタイプになって帰ってきたさらしぼ。これはさらしぼと私の小さな奇…

いちごのショートケーキ

先日、前々から気になっていた四条大宮のフルーツパーラーとやらに行ってみようと思い立った。だが、気付けば閉店の時間を過ぎていたので、その代替案として京都のねじりまんぽからほど近くにある老舗洋菓子店へ寄った。わたしはそのお店に漂う “古き良き洋…

生理がしんどい 〜タブーな生理の話をあえてしちゃう〜

生理がしんどい。 生理二日目の昨日は、生気が失われて横たわっているしかなかった。こんなにしんどいのに、生理休暇とか実際に取れてる人ってどれくらいいるんだろう?という疑問が浮かぶ。わたしは前の仕事では1度も生理休暇を取得したことがない。ズル休…

平成ジャンプとアナログジャンプ

決まりましたね新元号。令和。REIWA。 元号が変わるくらいでそんなに騒がなくても…と令酷な態度をとっていた私ですが、国民が必死に号外を血眼で奪い合う姿を見ていたら、あぁでも自分が生きているうちにあと経験するとしても1回とかそのくらいなのかぁ。と…